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健康コラム

健康への早道は「引き算」と「睡眠」と「少食」

皆さんは体調が悪くなるとすぐに薬局やドラッグストアに走りこんで薬やサプリメントを買って飲むという習慣になっていませんか?

 

疲れたらすぐに ドリンク剤(栄養剤)を飲む
頭痛や胃腸が痛んだら 鎮痛薬や胃腸薬で痛みを止める
肩こり・腰痛になったら シップ剤を貼る

 

これらはすべて緊急回避の一時的措置で治しているわけではありません。
したがってたまにこのような薬で一時しのぎをするならともかく、毎週・毎月このような処置をしていると、新薬は人体にとって栄養でなく異物ですので薬物代謝酵素群を活性化しますが、これらは交感神経作動性なので逆に作動して交感神経の過緊張を招きます。 すると末梢血流が乏しくなって血流の悪い場所はさらに血流が悪くなります。 また持続的に交感神経が興奮したままになると、脈拍は速くなり、血糖値やコレステロール値なども上昇して新たな病気になってしまいます。

 

当然このようなことを繰り返せば、病変部位もさらに悪化して治癒することはありえません。 するとある日突然激痛に見舞われるなどして初めて悪化したことに気がつくのです。

 

このようなことにならないようにするには「引き算」をすることです。 現在人の病気は栄養過剰・水分過剰・排泄不良など代謝・排泄の不全が原因となっている場合が大変多いので、「引き算」つまりデトックスなど排泄に重点を置くことが最も大切です。 まず「少食」にして「睡眠」をよく取ると体温も上がって免疫力も上がり、副交感神経(排泄神経)が活性化して過剰な栄養分も水分も排泄してくれるようになるので体調がよくなります。

 

医薬品を購入して服用するのはこれらのことを試してからにしましょう。

 

特に風邪を引いた場合などにはとにかく身体を温めてよく睡眠を取ること(これは一流の医師たちがやっていることです!)です。 プロの医師たちは風邪薬や注射に頼ることはせずにまず自身の免疫力向上を実施しています。
頻繁にドラッグストアで医薬品を購入している方はこのようなことで無駄な医薬品代の出費を抑えることができますし、あなたの身体のためにもなります。

病気を治したかったら体温を上げよう

再三お話してきたように、新薬はそのほとんどが代謝を抑える薬であるので、数~十数種類の新薬を何年にもわたって服用すれば、冷えて薬で抑えられていない部分の数値が上昇して新たな病気を引き起こすか、冷え切って「うつ病」になります。

 

またどんな病気でも、長期化すると必ず組織が障害を受けます。障害を受けた組織は決して薬では元にもどりません。傷んだ組織を上手に剥ぎ取って、レンガ積みのように新しい細胞をきれいに並べて正常な組織に修復してくれるのは、すべて免疫システムがやってくれることなのです。

ところが、この免疫システムというのは体温が低いと働きません。

 

風邪を引いた時、わざわざ自分で38~39℃に体温を上げるのは、リンパ系細胞が最もよく働く温度が38℃台だからです。

 

火事に例えると、火事が起こった時に来てくれて、人命救助と消火をしてくれる消防の方々が「薬」に相当します。ところが彼らは、鎮火して用事が済めばさっさと帰ってしまいます。残った残骸を片付けて、元通りに家を建て直すのは一体誰が行うのかと言えば「自分」です。

 

この「自分」に相当するのが免疫システムです。

 

つまり、炎症・痛み・腫れ・出血等の初期的症状を抑えるには冷やす必要があり、新薬等の冷やす薬が有効ですが、本来ならば、これらの症状が治まれば速やかに新薬投与を止め、温めて傷んだ組織の修復を促すべきなのです。

 

実際には、血液検査等で何かの数値が高いと、関連する代謝を抑えつけてその数値を下げようとします。もし下がる兆しが見えたら、速やかにその薬を減らして止めれば治癒に向かうのですが、ほとんどの医療機関の医師はそのまま漫然と薬を使用し続けます。このため新陳代謝の低下が様々な方向へ及び、また違う数値の上昇(悪化)が見られるようになり、さらに別の強い薬で抑えつけようとするといった悪循環に陥り、治癒に到ることはなくなります。

 

医師の認識が根底から変わらない限りこの悪循環はなくなりませんので、病気が長期化した場合には先ず薬の服用を徐々に止めて、体温を上げる工夫をして下さい。この時体温を測っておくと体調の改善状況がわかりやすく安心できるでしょう。

 

代謝を高めて免疫を活性化すれば、病気は治癒へと向かいます。

生活習慣病は新薬以外で治療すべし

最近、生活習慣病(メタボリックシンドローム:代謝不全症候群)が話題になっています。

 

その指標となるのが、血糖値・尿酸値・コレステロール値・中性脂肪値の4つですが、世間の医師の間では、これらの数値を薬で抑え込もうとする治療方法が一般的です。ですから、検査の結果、これらの数値が高ければ、ほとんどの場合これらの代謝を抑えて、その数値を正常値の範囲内に収めることに終始してしまいます。

 

ところが多くの場合、一時的に数値が下がっても薬を飲み続けることによってかえって数値が高くなったり、代謝が抑えられるために身体が冷えて、慢性の頭痛・吐き気・めまい等をおこしてしまい、これを改善しようとしてさらに薬を服用すると、身体の冷えが極致に達して「うつ病」になることさえあります。

 

生活習慣病は何故おこるのか?

 

理由は簡単です。ろくに運動や肉体労働もせず、飲み物ばかり飲んで身体を冷やして代謝を下げているところへ、大量の食べ物を体内へ押し込むために、冷えた体内で栄養分が燃焼できずに体中にコレステロールや中性脂肪や糖分があふれかってしまうのです。

 

すると、これらが活性酸素の発生源とならないように、活性酸素を消去するために尿酸が蓄積されてゆくのです。そうです、尿酸は単なる悪者ではありません。尿酸は強力な活性酸素消去剤なのです。

 

身体は自らの防御のために、自発的に尿酸を蓄積しているのです。もし、その尿酸を薬で下げてしまえば、警察のいなくなった六本木や歌舞伎町のように、活性酸素に対して無防備な状態になってしまいます。

 

尿酸を下げる薬に重篤な副作用があると言われるのは、尿酸を下げる薬が悪いだけではなく、その薬によって尿酸が減って活性酸素が発生し放題になることも問題なのです。

 

同じように、血糖値が高くなる糖尿病で発生するケトン体も悪者一辺倒で考えるのは間違いです。

 

ケトン体の一つアセトンを御存知でしょうか?

 

洋服のシミ抜きにベンジンやシンナーを使用したことがあると思いますが、アセトンの力は強力で、洋服や雑誌・壁紙などの、印刷という印刷をことごとく溶かしてしまいます。

 

つまり身体は、血管内壁にベットリこびりついた中性脂肪やコレステロールを強力に溶かし落として洗い流すためと、血液ドロドロ状態で血液中にこもる熱を揮発することで、気化熱として排熱するために自発的に作り出しているのです。

 

このような身体の悲鳴に耳を傾ければ、単に薬で代謝を抑えつける方法が治療にならないことはわかるはずなのです。

 

したがって、生活習慣病を治療して治癒に導きたければ、代謝を抑えるのではなく代謝を促進して代謝に自然な流れを作ることが大切です。途中経過での検査結果が悪くても、一喜一憂してはいけません。体温を上げて代謝を促進してゆけば必ず正常な代謝になってゆきます。

 

次の点に注意すると、自身の代謝能力が改善して生活習慣病からのがれることができます。

 

◆代謝を抑える新薬の服用を止める

 

◆ウォーキングなど汗ばむ程度の運動をする

 

◆食事の薄味を止めて、塩味をある程度しっかり摂る

 

◆香辛料を積極的に摂り、体内から温める

 

◆身体を冷やすもとになる水分摂取量をぐんと減らす

 

◆お風呂には半身浴でも全身浴でも汗が出るまでぬるいお湯につかって温まる

 

◆サウナや岩盤浴等で冷えのもとの過剰な水分を汗で追い出す

ガンを治したければ三大治療法は避けるべき!

皆さんは「ガン」と宣告されたらどうお思いになりますか?
大抵の方は「自分の人生はもう終わりだ」と絶望のドン底に突き落とされてしまうことでしょう。

 

しかし、人間は多細胞化してから、地球上の気候の大変化にも適応して今日まで生き抜いてきた極めて優れた生命体です。そんなに簡単に壊れるはずがないのです。

 

こんな経験はありませんか?
身内や友人がガンにかかり、「初期だから簡単な治療で治るから心配ないよ。」と言って入院して、退院してから元気がなくなり、通院するうちにゲッソリ痩せて亡くなってしまう・・・。

 

実は私共の回りでも、ガン治療を病院で始めると急速にやせ細って元気がなくなり、そのまま亡くなってしまう例が少なくありません。「あんなに元気だったのに・・・。」「まさか亡くなるなんて考えもしなかった。」という言葉は痛いほど耳にして来ました。

 

何故このようなことが多発するのでしょうか?
それは、ガンの三大治療法が、そもそも身体のためになっていないことの裏付けなのです。

抗ガン剤治療

皆さんは御存知でしょうか?
大半の抗ガン剤が、強力な発ガン物質であることを!

 

「増殖能力の高いガン細胞を選択的にたたく」とは、製薬会社の営業マンの謳い文句ですが、臨床面での実態は、そんなきれいごとではすまされません。体内の正常な細胞や、特に免疫系細胞が壊滅的なダメージを受けて予後の悪くなる場合が多いのです。

 

私の弟は医師で、抗ガン剤治療で苦しむだけ苦しんで亡くなる方を多く目にしてきていますが、ガン治療の専門家ほど、自分がガンにかかった場合に抗ガン剤治療を拒否することの多いことが知られています。それは、自分の目で抗ガン剤の無力さをいやというほど知っているからです。

 

抗ガン剤治療が100%悪いとは言いませんが、よほど体力もリンパ球などの免疫力も整っている場合でなければお勧めできません。

 

それでも近年「抗ガン剤の極低量療法」が注目され、通常の1/2~1/10の極低量の抗ガン剤が延命治療に有効であるとの報告もありますが、これには反証もあって有用性はまだ確定はされていません。

 

手術治療

はっきり言って極めて限局的な原発性(なり始めで他への転移がない)のガンであって、白血球バランスに問題がなければ、手術を行って良くなる場合があります。

 

しかしながら、ガンになる方の大半がストレスによって交感神経過緊張になり、結果として顆粒球過剰による組織破壊が進行していますので、手術後の傷口に顆粒球が凝集して膿みやすくなります。これを阻止するために、今度は抗生物質を投与するので、傷口が傷むのを抑えられる代わりに腸内細菌が壊滅的なダメージを受け、結局免疫力が急低下してガンの再発を招きやすいのが実態です。

 

手術後においても、時間・お金・人事や、他人に細かくひんぱんに気を使わなければならないストレスの多い状態から逃れることの難しい方には決してお勧めできません。

 

放射線治療

ひと口に放射線治療と言ってもバリエーションがあって一概には論じにくいのですが、それでも予後の良くない場合が多いために、他の治療法との併用を行うことが一般的であって、放射線治療のみが効果的でガン治療を行う場合は極めて少ないのが実情です。

 

照射部位に高エネルギーが加えられることにより起こる火傷と、感染症阻止のために顆粒球が増加して交感神経過緊張となってしまうことが原因です。

 

最近、放射線の三次元照射が注目を集めています。従来の方法に比べて、極めて正確にガン細胞をピンポイント照射できることが特徴で、5年生存率が著しく改善できるとして各界で話題となっています。

 

しかしながら、ガン細胞には何回もの放射線照射が必要であることから、やはり交感神経過緊張と顆粒球の増殖・死滅にともなう活性酸素のまき散らしが起こり、正常な組織の破壊は避けられません。

ガンになったらどうしたらよいか

最近の研究(新潟大:阿保 徹教授)では、ガンはわれわれの細胞の先祖返りであることが知られるようになりました。

 

極度のストレス下に長期間さらされて末梢の血行が悪くなり、組織の破壊と修復をさんざん繰り返しているうちに、血流の悪い部位での低酸素状態が慢性化してしまいます。 すると太古の無酸素時代の発酵生活(酸素を使用しない代謝)の方が楽になるので、太古の時代の発酵(解糖系)中心の生活を営む細胞が出てきます。 これが「発ガン」の本態です。 そしてエネルギー効率が悪いためにとにかく大量に栄養を獲得して大量に増殖しようとします。 ガン細胞が周囲に新生血管を張り巡らせて周囲の細胞の栄養分をことごとく奪ってしまうのは、このような理由によります。

 

つまり、ガンに縁のない方が食事に細心の注意を払っていても、ストレスによる悩みから逃れられない場合には容易にガンになるということなのです。

 

これは、手術等でガンの病巣を取り去っても生活習慣を改善しなければ、再びガンになる可能性が高いことを警告しています。

 

ガンになったら、とにかくせかせかした生活習慣を止めて、できるだけイライラするストレスから避けるように心掛けることがまず基本です。

 

最近の報告では、数センチ以内のガンですと、養生の改善だけでもよくなる場合のあることが知られるようになりましたので、希望を持って養生の改善に努めて下さい。

 

食事は、野菜食とコラーゲン食のほか香辛料も毎日欠かさず摂って下さい。

 

そして体温を下げない工夫、例えばサウナ・岩盤浴のほか、自宅でできる半身浴・全身浴でもぬるいお湯に長時間つかって身体の芯をあたためるようにして、一日中いつ体温を測っても36℃を切らないように腹巻き・靴下の二重・三重履き等で保温に努めて下さい。

 

また普段より必ず多めに睡眠をとるようにして下さい。もし低温やけどに注意できるのであれば、一日中使い捨てカイロで患部付近を温めることも有効です。詳しくはお尋ねください。

 

どうしても医療機関の治療が受けたいという方へ

初期ガン等で転移もなく、大きさもほんの数センチ以内の場合、身体に負担の少ない内視鏡切除などの方法ならば予後に悪影響を及ぼす可能性も少ないので手術も決して悪くはありません。 

 

放射線治療は、もし数回治療しても退縮効果がない場合には止めることをお勧めします。
 

コラーゲンの本当の力

コラーゲンの起源につい

今から6~8億年ほど前、地球は全球凍結(スノーボールアース)となって、外見上完全に凍りついていました。

 

当時未発達の生命体は、まだ微生物(単細胞)であったものの、これらの微生物のごく一部はコラーゲンを有していたそうです。海底火山の回りで細々と生活していた彼らには、コラーゲンを増やす能力がなかったものの、やがて地球が温暖化して酸素が地球上に満ちてくることによって大量のコラーゲンをつくり出し、細胞同士がくっつき合って多細胞生物が生まれ、ついには恐竜等の大きな生命体を育むまでになりました。

 

もし地球上にコラーゲンが存在しなければ、地球上の生物はすべて微生物のままであったであろうと言われています。

 

では何故あらゆる生物がコラーゲンを利用したのでしょうか?
それは、タンパク質の中でもコラーゲンが特異な性質を持っているからなのです。

普通タンパク質と言えば、熱を加える(焼く・煮る・蒸す・炒める)と凝固(固まる)しますが、コラーゲンは逆に融解(溶ける)性質を持っています。これは硬タンパク質に共通の性質です。

 

生物(主として動物)は、この特殊なコラーゲンに目をつけて進化してきたのです。

 

水中で生活していた動物たちは、肺呼吸を身に付けて陸上へ上がって来ようとしました。ところが、水中と異なり重力のある陸上では、大きな身体を支えるために丈夫な中心となる軸が必要だったのです。これにうまく合致したのがコラーゲンです。

 

コラーゲンは温度が保持されていれば水も油も吸収してゼリー状になることができます。またコラーゲンは水と油の相反する物質を任意の適当なバランスで同時に吸収・保持することも可能なのです。また水分を保持できることから水溶性であるミネラルも貯留しておくことができるうえ、例えばカルシウム等を大量に貯留しておくと丈夫な「柱」の役目も果たします。さらには油分も保持できるので脂溶性ビタミンや栄養源である脂質など相反するものを同時に保持できるのです。

 

動物が陸上で生活してゆくためには、乾燥から身を守るための水分と油分の保持が欠かせません。また代謝の触媒でもあるミネラルを安定的に利用するためには、自分の身体のなかにミネラルを貯留しておく必要もあります。これらの条件すべてを満たすのが、コラーゲンなのです。これほど便利な物質は他にありません。動物は陸上に上がることで積極的にコラーゲンを利用し始め、重力のある陸上で大きくて重たい身体を支える丈夫な「骨」を手に入れたのです。

 

もしかして大発見?

ここでひとつ面白いお話をしましょう。

 

皆さんは地球上の動物のうち、恒温動物の体温が、ほとんどの場合35~42℃くらいに集中していることに疑問を持ったことはありませんか?

 

私は、このことに疑問を持ち調べてみたところ、コラーゲンの融点(溶ける)温度が40℃前後なのです。さらに興味深いのは、動作の機敏な動物ほど体温が高く、動作が緩慢でじっとしている動物ほど低体温なのです。

 

ゼリーを作ってみるとわかりますが、冷蔵庫で冷やしてできたゼリーは硬さもしっかりしているものの、温めると40℃付近で溶けてしまいます。また水分を多めに作るとプルンプルンになりますが、水分を少なめに作ると硬くて食べられないほどにもなります。

 

このことから、体温と水分含量で自分の身体の丈夫さと柔軟性を調節していることがわかります。

 

例えば、同じ動物でも有袋類で樹上生活をしてじっとしている動物などは35℃台であったり、逆に鳥類でもエミュー・キウイやニワトリのように飛ばない鳥類は40℃台、渡り鳥など飛ぶ運動性の高さを必要とするものは41~42℃となっています。

 

つまり動物は、自分に必要な運動性・柔軟性を考慮して、保水力と体温をコントロールしながら自身の丈夫さ(硬さ)と柔軟性をコントロールしているのです。

 

最初にこのことに気が付いた時は、全身に電気が走り「世紀の大発見だ!」と思いましたが、調べてみると1950年代(私が生まれる前)にアリゾナ州立大学のHo教授らがすでに発表していて、現在では考古学の世界で鳥類の化石が発見されると、そのコラーゲンの溶ける温度で「飛ぶ」ことができたかどうかの判別に利用されているようです。「残念!」

 

体温と病気の関係

前述のように体温と水分含量で丈夫さ(硬さ)を調節できるほかに、ミネラル、特に海中に無尽蔵にあるカルシウムを保持させることで、硬さとしなる強靭さを兼ね備えた「骨」を身につけた動物たちは、爆発的に増加・進化してゆきました。

 

移動して捕食する動物は、運動能力が必要なために身体の柔軟性が要求されるので、コラーゲンの溶けやすい40℃前後の体温が安定的に必要とされ、恒温動物へと進化していったものと思われます。それとともに代謝熱の安定的な保持と放熱が必要とされましたが、断熱効果が高く水分・油分を安定に保持できるコラーゲンを皮膚に多く含有させることで、代謝熱の安定な蒸泄ができるようになっていったのです。

 

恒温動物の酵素反応などの生体反応のほとんどが40℃付近の狭い範囲内に限局されるのは、コラーゲンの融点(溶ける温度)による制限に対応した進化の結果です。

 

したがって、今日の日本人のように低体温になると、安定して37℃付近(明治時代の日本人の平均体温は36.8℃でした)になるように進化してきた代謝に逆らうことになります。低体温が人類の代謝の進化にいかに重大な影響を及ぼすかということを認識して下さい。

 

また最近の研究では、ストレスによって交感神経が過緊張を起こし、増加した顆粒球が体内の間質系細胞、例えば粘膜上で死滅するときに大量の活性酸素をまき散らし、コラーゲンを破壊して減少させることが知られるようになりました。端的に言うなら、ストレスで交感神経が異常に興奮するために低体温になる上に、コラーゲンが減少するということですから、ストレスの下での生活習慣は日本人の代謝の進化に完全に逆らっていることになります。

 

コラーゲンはあらゆるところに利用されている

カルシウムを中心とするミネラルの貯留・放出
皮膚 70%がコラーゲンで出来ているため、外傷などの物理的刺激から身体を守ることができる。
保水・保油効果と断熱・保温効果がある。
皮膚からの代謝熱の蒸泄を助ける。
湿度の高い地域(日本人型)・・皮膚表面まで温かい水分をしみ出させる。
湿度の低い地域(欧米人型)・・皮膚表面まで温かい油分をしみ出させる。
血管
血管
リンパ管
柔軟性を失わないようにコラーゲン含量が多い
消化管
心臓
子宮
肺など
柔軟性と強靭性を持つ必要がありコラーゲンが多い
その他 髪の毛・目などあらゆるところで柔軟性・保水性・保油性のためにコラーゲンが利用されている

 

コラーゲンは日常生活に必要不可欠です

ひと昔前までは、日々肉体労働者が仕事を終えた後に、モツの煮込みなどをつまみに酒を飲んだものです。 ハードな肉体労働でも残存する代謝熱で溶けてコラーゲンは減りますが、最近では前述のように肉体労働よりもストレスで発生する活性酸素によって減ることの方が多くなっていますので以前にも増して補給する必要があります。

 

そのひとつが膠原病です。
膠原病はその字の通り、膠(にかわ)質がストレスで減少する病気ですので、特にコラーゲン(ゼラチン質)の補給が不可欠です。

 

また様々なコラーゲンが出回っておりますが、私共が懇意にしていた元・日本免疫学会会長、(故)山中 太木先生(京都大学名誉教授)の研究から、牛・豚・鶏・魚類等のコラーゲンを使用して人体への免疫活性度を測定した結果、豚の皮由来のコラーゲンが最も免疫活性化効果が高いことを先生より学び、私共の臨床例を利用してその有用性を日本漢方交流会に誌上投稿したことがあります。

 

山中先生はお亡くなりになりましたが、先生の生前の業績をまとめ上げた「遺稿集」には、日本で最初に豚皮由来のゼラチンを臨床に応用したのは、当店の笠井きよ子であると記載されています。

 

思い出せば私が東京薬科大学の大学院時代に、となりの第二薬理学研究室で豚の皮膚を用いた皮膚呼吸の研究がなされていましたが、「なぜ豚なのか?」という問いに対して「豚の皮膚の呼吸商が人体の皮膚の呼吸商に近いから。」という話をうかがったことがありました。

 

考えてみると、豚は動物(けもの:毛もの)なのに体毛がほとんどなく、体温も人間とほとんど変わらないことから、代謝熱の蒸泄のしくみは人間に近くて当然だということが今頃になってようやくわかりました。

 

一般的なけものは、体毛に代謝熱を伝導・分散させて排熱していますので、代謝熱の排熱方法が全く異なります。よく動物実験でラットやマウスを用いたデータが引用されますが、人体に対しての効果が違うことがほとんどです。これには皮膚呼吸システムの違いという根本的な問題があるのです。したがって動物(特に体毛の多いけもの)の実験データを鵜呑みにしてはいけないということがおわかり頂けたのではないでしょうか。

医者にかかって病気が治らなければ全く逆の養生をせよ!

私は、西洋医学を全面否定しているわけではありません。
西洋では、その環境・体質・食生活等のもとに成り立ってきた西洋医学はむしろ必要なものなのです。

 

ただほとんどの日本の医師達が、大半の新薬が代謝を強制的に抑えつける「単品ごとのモグラ叩き」であること、欧米人にとって正しい薬や治療方法などが、日本人にそのままあてはまることは基本的にはないということをわかっていないことが問題なのです。欧米でも、これほど多くの薬をこれだけ長期間投薬することを当たり前と考える国はありません。

 

私の弟は、現在の程度の低い「検査漬け」「薬漬け」の間違った医療体系を根本から立て直すために、現在日本全国を講演して回っています。一人でも多くの医師が共感して目覚めてくれることを願わずにはいられません。

 

したがって、このような医療のもとで治らない病気であれば、ゼロから考え直さなければ病気の「治癒」はありえません。わかりやすく言うなら、一生懸命医師の言う通りやってみてよくならなければ、東洋と西洋の言葉からも想像されるように逆のことをやってみてほしいのです。

 

文句を言う前にまずやってみて下さい。例えば以下のように・・・。

減塩の食生活をして下さい→ 自由に塩分を摂る(ただし喉が渇かない程度)
水分をたっぷり摂って下さい→ 飲む機会があれば飲んでもおかわりしない
脂肪分を全面カットして下さい→ 香辛料を摂る・ぬる湯に長くつかるなどで体温を上げれば、少々脂肪食を摂っても問題ない
痛風予防のため肉やビール禁止→ 同上の養生で体温低下を避ければ、特に制限する必要なし

 

私の祖母は102歳で亡くなりましたが、魚・野菜が嫌いで肉・卵が大好きという、にわかに信じられない食生活を送ってきました。それは、毎日趣味に没頭し、掃除・洗濯など欠かしたことが無く、身体を動かして決して低体温にならないようにしていたからです。

 

楽しいはずの食生活も、極度の制限を行えばそれ自身がストレスになってしまいます。要は、自分自身の生活パターンをよく見直して、その代謝に見合った量の食事を摂れば少々食生活が偏っていたところで問題は起こりません。

 

もし体調に問題が起これば、少し早く寝床に入って睡眠を多く取りましょう。

 

夜遊びが好きで、食生活などに全く気を配らないのに元気で病気ひとつしない方が時々いらっしゃいますが、お話をうかがうと大抵昼間に居眠りなどで睡眠をよく取っていて、細かいことに動じない性格でストレスの少ないことに気がつきます。「病気」とはよく言ったもので、まさに「気」が「病む」のですからほとんどの病気が「ストレス」から始まることがわかるのです。

 

したがって医師の言うような仙人のように「栄養素を測って食生活を管理する」とか「生活習慣を正確な分単位の体操などでコントロールする」などということがどれほど無意味で、愚かなことがおわかり頂けたでしょうか?

 

野生の生物では、栄養素を測って食べたり、毎日正確な時間スケジュールの運動をするものはいません。

 

何事も制限すればそれ自身がストレスですから、続けていればかえって病気を招くもとなります。もっと自然を見習った治療法が、あなたには必要です。

代謝をとめるな!

何となく体調が悪い、頭が痛いけれど我慢しているとそのうち治る、おなかの調子が悪いが下痢すると治るなど中途半端な症状の方は、医師に診察してもらう前にするべきことがあります。

 

これらのような中途半端な症状の方が医師の診察を受けると、大抵代謝を抑える薬を与えられてしまいます。
痛みや不快感が薬でブロックされて症状が楽になると「やはり医師に診察してもらってよかった。」と思うかもしれませんが、毎月のようにこのようなことを行っていると大変なことになってしまいます。

 

例えば鎮痛剤を頻繁に服用するようになると、そのうち鎮痛剤がないと痛みが止まらなくなり、痛みも治まりにくくなって鎮痛剤の服用量まで増えてし まいます。 もっと心配なことは、安保 徹先生(新潟大)のおっしゃるように交感神経が常に興奮状態となるので様々な病気へのパスポートを持つようになっ てしまうことです。

 

 石原結實氏が言うように、食事の1食抜きをしたり、香辛料やゼラチン質の食事を少し多めにしたり、ぬるいお湯の半身浴などで体内の深部体温を上 げ、さらに基本である睡眠時間を多くして、副交感神経レベルをアップさせて免疫力と大小便の排泄能力を上げて、全身に「大掃除」をかけてみましょう。

 

代謝を止める薬(鎮痛剤・解熱剤など)は最小限にして下さい。

体温が上がり全身の毒素が排泄されて様々な「つまり」が取れてくれば、必ず体調はよくなります。

健康コラム はじめました。

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漢方範士

笠井 聖子

薬剤師 薬学修士
(生薬学)

笠井 良純

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