間違った常識「香辛料は刺激物で身体に悪い」のウソ

「香辛料は摂ったほうが良い。」という学者も増えて来たようですが、実際には「香辛料は摂らなくてはならない。」というのが正解です。コロンブスやマゼランの世界旅行や十字軍の遠征も「スパイスの獲得」が真の目的であったと言われています。欧米では大量の香辛料(スパイス)を使用してきたことによって、肉食でも今日まで健康を維持し続けることができたのです。


御存知でしょうか? ○○漢方胃腸薬などという漢方系胃腸薬や、ユン○ルなどの箱入りドリンクの中身の実態はそのほとんどが香辛料です(表示成分に香辛料が記載されていない場合には香料として添加してあるので表示義務はなく、これを業界では俗にウラ処方と呼ぶ)。


何と皆さんは、薬局やドラッグで香辛料(スパイス類)を買って喜んで飲んでいるのです!


これらを飲んで体調の良くなる方は普段の生活でもっと積極的に香辛料を摂るべきです。


香辛料を摂るべき理由 その1

便秘しない人でも、食べた物が丸1日間37℃ほど(真夏の気温)で保温されたまま口から肛門まで通って行きますから、何もしなければ腐敗してしまいます。香辛料を使用しないで食べ物を食べるのは「台所の三角コーナー」つまり生ゴミを食べているのと同じです。


すると食べ物が体内で腐敗して、発ガン物質をはじめとする多種多様な毒素を発生します。これらの毒素を吸収して解毒・排泄が間に合わなくなり、皮膚から毒素をタレ流しで排泄している状態が「アトピー性皮膚炎」、成人で体内に毒素がこもった状態で起こるのが「痛風」です。


これらの症状の方に香辛料を多く摂るようにして頂くと、症状の改善される方が大変多いのが事実です。香辛料は防腐剤ですから、医師から処方されなくとも「食べる天然の抗生物質」ですから、何を食べるにも必ず積極的に香辛料を利用して体内で食べ物が腐敗することのないように完全燃焼させて下さい。


香辛料を摂るべき理由 その2

石原結實氏によれば、明治時代の日本人の平均体温は平均で36.8℃あったそうです。体温が1℃下がるにつれて免疫力は約30%も低下するそうです。またガン細胞は、低体温の人に多い35℃くらいが一番増殖しやすいことも知られています。


最近の日本人は、運動や肉体労働もせずに飲み物ばかり摂っている方が大変多いために、平熱が36℃を割る方が大変多く、35℃に満たない方もめずらしくありません。このような冷えを改善するのに大変効果的なのが香辛料を摂ることです。


慢性の生理痛・頻発する頭痛・花粉症・喘息・痔(出血がある時は摂らないこと)などでお困りの方は是非香辛料をお摂り下さい。


香辛料を摂るべき理由 その3

いわゆる生活習慣病(メタボリックシンドローム:代謝不全症候群)でお困りの方は、たとえ体温が正常でも体内に冷えが存在しています。そのため代謝能力が低下して尿酸値・血糖値・中性脂肪値・コレステロール値が高くなってしまうのです。


したがって、ただでさえ代謝能力の低下でいわゆる燃えカスが残ってしまうのですから、医療機関でこれらの代謝を抑える薬をもらって服用し続けてはなりません。学校のテストの成績ではないのですから、正常値の範囲内に入れば良いというものではありません。もしもこのような薬を服用し続けると、正常値の範囲内にコントロールすることはできても、代謝の低下が広がって冷えが全身に及び、やる気を失くして「うつ病」になってしまいます。


冷えをなくして体温を上げるように努力すれば体温が上昇して代謝が上がり、燃えカスも完全燃焼してこれらの症状は必ず改善します。その一つの方法が香辛料を摂ることなのです。

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